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ウインナーが赤いのはなぜ?原料は!? [その他]

お弁当の定番メニューといえば、通称「タコさんウインナー」ではないでしょうか!?

あの赤いウインナーですね。

最近では「キャラ弁」の流行もあったり、あの「赤」は彩りを添えるために非常に重要なポジションなのではないでしょうか!?

ただ、そのウインナーって普通のウインナーとちょっと味が違いますよね?

そもそもあの不自然な赤ってなんなんでしょうか?

そこで今回は、赤いウインナーの「赤さ」の理由について調べてみたいと思います。


赤いウインナーとは!?


200441b.jpg

もともと、赤いウインナーは、日本独自の食材で昭和の中期に考案・開発されたそうです。

当時は、食糧事情が十分ではなかったため、現在にあるようなウインナーのように豚肉が入っているものとは程遠いものだったようです。

また、そのような食糧事情に相まって良質な素材を用いることができなかったという理由から発色が悪くなってしまったそうです。

そこで、それらを防ぐ方法として、赤い着色料を使用したのが始まりだそうです。

あの「赤」は着色料の色だったのですね。

それではどのような成分で出来ているのでしょうか!?



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赤いウインナーの成分は?


それでは赤いウインナーはどのような成分で出来上がっているのでしょうか!?

まず、あの「赤」を引き出す着色料には、「コチニール色素」というものが用いられています。

この「コチニール色素」というのは、繊維やなどの染料や、口紅、アイシャドーにも用いられる鮮やかな赤色着色料です。

もちろん、赤いウインナーのように食糧の染色剤にも用いられています。

ただ、この「コチニール」という着色料の抽出方法が驚きなのです。



「コチニール」という着色料の抽出方法とは!?


「コチニール」という着色料の抽出方法は意外な方法なんです[exclamation×2]

実は、「エンジムシ(コチニールカイガラムシ)」という昆虫から採取している素材なのです。

cochineal.JPG
出典:www.cochinealdye.com


熱湯で沸騰させた後、乾燥させ、水やエタノールで色素として抽出することで原料になるそうです。

虫が原料となるなんて驚きですね[あせあせ(飛び散る汗)]

知らないほうがよかったなんて人もいるかもしれません!

しかし、安心してください[わーい(嬉しい顔)]

次は、赤いウインナーの安全性についてです!



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赤いウインナーの安全性は!?


一見あの「赤」は身体に悪いものなのか、と思ってしまいますよね。

しかも原料が虫だったなんて....

まず前提として、食品衛生法でも着色料として認められている添加物です。

赤いウインナーの他にも使用されている食材の例として、

例えば、「かまぼこのピンクの部分」「かき氷のイチゴ味のシロップ」「カンパリの赤色」など、意外に身近に使用されています。

また、虫から抽出するという製造方法は、天然由来の素材となるため、他の人工の合成着色料に比べてよっぽど安全であるとも言われています。



まとめ


今回は、お弁当の救世主である「赤いウインナー」について、その成分などをまとめてみました。

最近は健康への関心も高く、食品添加物や、着色料に関しての使用に賛否両論あるかと思います。

正しい情報、そうでない情報溢れている中で、しっかりとその使用に関しても自分で判断していけるようにしたいですね[わーい(嬉しい顔)]

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