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富士山 山開き [イベント]

「富士山」世界遺産に登録されて早2年が経ちました。
それ以降、毎年登山シーズンには多くの登山者が富士登山を行うため、
山頂付近での渋滞はもはや名物となりました。

さて、今年も念願の富士登山へ行こうとそろそろ計画を立て、
着々と準備を開始している事ではないでしょうか?

今年の富士山の山開き登山ルートなどを確認しておきましょう!


富士山 山開き 2015


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富士山の開山の期間はこれまでどのルートも7月1日から8月末まで
2ヶ月とされている事が一般的です。
ところが、2014年より登るルート(山梨側か静岡側か)によって、
山開きと登山時期が異なってくるようです。


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2015年の富士山の山開きは以下の通りです。
【登山口】
静岡県(富士宮・須走・御殿場口):山開き 2015/7/1〜 閉山 2015/9/10
山梨県(吉田口)        :山開き 2015/7/10〜 閉山 2015/9/14
お鉢巡りルート         :山開き 2015/7/10〜 閉山 2015/9/15

山開きしたからといって雪がないわけではありません。
人的な作業によって整備して初めて道が通れるようになるため、
雪が多い年にはまだまだ雪が多く残っている時もあります。
場合によってはトイレが使えない装備不十分では登れないといった
前例もあったようです。

現地で困らないように一度山小屋にて確認するのが良いでしょう。

ちなみに、約2ヶ月の登山シーズンですが、
ベストは7月下旬から9月上旬と言われています。
梅雨明け直後ではまだ気候が安定しないためです。
加えて山の天気は本当に変わりやすいです。そのため上記の
時期の方が比較的安定した気候で登山がおこなえる可能性が高まります。

また、とにかく週末は人であふれかえります。
この時期はずっとそうですが、それでも平日に登る事をお勧めします。
また、私個人の見解では、日中の暑さの中、そして人ごみの中で 登山をするよりも、十分休息をとった後に夜間涼しい時間帯に登り、 御来光を拝むというスタイルもお勧めします。
(弾丸登山にならぬよう前日に休息をとる事は必須です)
なお夜間はシャトルバスは出ていませんがタクシーは24時間体制で
臨時駐車場などにほとんど場合待機しています。


富士山 登山ルート

富士山には
「富士宮口」「須走口」「御殿場口」「吉田口」とそれぞれ特徴の違う
4つの登山ルートがあります。以下に紹介しましょう。


【富士宮口】
距離(往復)  :8.5km
標高差   :1350m
登り時間 :5時間30分
下り時間  :3時間50分
混雑状況 :混雑あり(山頂付近は渋滞しやすい)
マイカー規制:あり(水ヶ塚公園からシャトルバス)
特徴 :山頂までの距離が全ルートで最も短く、最短の時間で登頂可能
       駿河湾が一望できる
       全体的に岩場が多い
       登山道と下山道は同じなため迷う事はない


【須走口】
距離(往復)  :13km
標高差   :1800m
登り時間 :6時間50分
下り時間  :3時間20分
混雑状況 :一部混雑(8合目以上で吉田ルートと合流)
マイカー規制:あり(須走多目的広場臨時駐車場からシャトルバス)
特徴 :山頂までの距離が全ルートで二番目に短く、利用者はそれほど多くはない
       下山時には急斜面を下る砂走りを楽しめる
       登山道と下山道は別(一部区間は同じ)


【御殿場口】
距離(往復)  :17.5km
標高差   :2300m
登り時間 :8時間10分
下り時間  :4時間20分
混雑状況 :混雑しない
マイカー規制:なし
特徴 :全ルートの中で最も標高差があり、最も距離が長いロングコース
       一泊二日で山小屋を利用する事が適している
       人が少なく、静かな登山が魅力
       往路でのロング「砂走り」が可能
       どこからでも御来光を拝む事ができる


【吉田口】
距離(往復)  :14km
標高差   :1450m
登り時間 :6時間10分
下り時間  :3時間30分
混雑状況 :一部混雑(8合目以上で須走ルートと合流)
マイカー規制:あり(山梨県立富士北麗駐車場からシャトルバス)
特徴 :唯一の山梨県側からのアクセス
       全ルートで最も人気で大変混雑するルート
       首都圏からのアクセスがしやすい
       登山道には山小屋が多い


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全ルートに共通する事として、
登山口には売店と公衆トイレが完備されています。
人気の吉田口には売店が5軒も設置されています。
       

まとめ

富士山の山開き主要ルートについてまとめました。
もちろん時間のある人は全ルート制覇するのも良いでしょう。

ただし、多くの人がレジャーとして利用するとともに、
世界遺産という日本の宝となったわけですから、
マナーを守って安全に登る心構えが最も重要な準備と言えるでしょう。

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